暖冬

 

このところ、気持ちが悪いくらいの暖かさ。寒がり屋の私はありがたい反面、なかなか落葉しない木々や、勘違いしてもう膨らんでいるスイセンの蕾、宿根草たちの戸惑いを見るにつけ、「大丈夫なのかな…」と心配になってきました。

 

とはいえ、せっかく暖かいのだから今のうちに庭仕事しちゃえーとばかり、せっせとお手入れしています。

新しい苗を植えこみたいのをぐっと我慢して、今年はこれまでに増して、土づくりに専念しています。

 

自然栽培の勉強をしているうちに、土壌中の微生物群の生息しやすい環境づくりが必至だとわかってきました。土中の空気の通りをよくし、好気性微生物群の動きが活発になるように、庭の物理的作用を改良。とはいえ、嫌気性微生物も大切なパートナーなので、土中深くのバランスも考えて。

土づくりをしつつも、今生えている植物たちも今夏にかけて好き勝手に生長し、そろそろお行儀よくきちんとしたがっているようなので、整枝や切り戻しもしました。

植物も人間も、みんな自分のやりたいように生きたいという想いと、それが自分勝手にならずに社会の中で良くなりたいという想いの間で、行きつ戻りつしているように思います。その点、動物は過不足のない分相応な生き方をしているな…と、木にハサミを入れながらふと思いました。

ついでにリースの材料も集めてみました。

藤ヅルのリース台に、カニクサをぐるりと巻いて。紅や黄色に色づいた葉や、実をあしらいました。カニクサは綺麗なグリーンのままドライになってくれるので、お気に入りです。


リースを作り終えて、夜に作り置きしていたチーズケーキと珈琲でひと息。


先日まで体調を崩して伏せてしまい、ようやく今週から復活。断捨離を再開して、これから少しずつ年末年始の準備にもとりかかろうと思います。