2007 Spring


【春の報せはスイセンから】
春に咲く球根は、チューリップよりもスイセンの方が好きです。
スラリとしたたおやかな姿がカッコイイのと、香りがいいところがお気に入り。
冬のあいだにフォリッジを思い描きながら植えつけていた小苗が
だんだんと芽吹いてくると、わくわくしてきます。


冬の寂しい間ずっと咲き続けてくれたレンテンローズを花瓶に生けてみたり、
父から株分けしてもらったウラシマソウの姿にギョッとしてみたり…。
パパごんと好みが一致したリキュウバイは、

わが家の新たなシンボルツリーに昇格の見込みです♪


珍種と言われているヤマブキの白花種。

今年は花芽も増え、清楚な姿を見せてくれました。
これまた父から分けてもらったエビネランは、これからコツコツ殖えて欲しい花。
シェッドにも温かな春風が吹き抜けています。


2007 Summer


【憧れはベス・チャトーの庭】
過酷な夏の条件の下、植物はもちろん、手入れをすべき私もかなりグッタリ…
炎天下の中で庭仕事をしようものなら、熱中症で危険なほど、厳しい暑さが続きました。
そんな猛暑の中でも耐えうる庭にするために、庭のグラス化を考えるようになりました。
目指すはベス・チャトーの庭…なんておこがましい!?
自分の好みを優先するのではなく、自然界とよーく相談しながら妥協点を見つけ、
それを「妥協」と思わず、自分の新たな新開地として好きになるのも
ガーデナーの1つの知恵なのかも知れないなと思うのでした。




2007 Autumn


【高知への旅】
かねてよりの念願だった、高知県立牧野植物園を訪れる機会に恵まれました。
モダンな建物と、山野草とのコラボレーションがまさにツボ!で、
夢中で園内を回りました。春にも一度行ってみたい!!
北川村にあるモネの庭では、印象派絵画で有名なあのモネの睡蓮を見ることができました。
家に帰ってからも、秋らしい気候も手伝い、すっかりモチベーションが上がりました。
さっそく荒れ放題になっていた庭の整地をし、簡単なレイアウト替えなどをしてスッキリ☆




2007 Winter


【Snow,Snow,Snow!】
温暖な気候で知られるこの地域で、ナント積雪が3回もありました!
もうびっくりです。きっと植物たちはもっとびっくりしていたはず。


そんなわけで、今年はどうも暖冬とは言いがたい。
私はすっかり部屋にこもって、
窓からメジロ・ウォッチングのみに専念することに決めました。
おそらく、去年やって来ていたメジロなんだと思います。
今年はすっかり慣れていて、仲間まで増え、
たくさんのメジロが、用意しておいたバードカフェに集まっています。
ピピピ♪というさえずりは、きらめく光のようで、
なんだか庭に妖精がいるような気がして、楽しくなってきます。