【生態系がどんどん変化している！？】

自然栽培に触れるようになってからというもの、

生態系のしくみの面白さが後から後からわかってくるようになってきて

キッチンガーデンのお世話の方に時間をかけることが増えてきました。

完全に人間本位のコントロール下から開放された庭では、

これまで一度も咲くことのなかった花たちが咲いたり、

そうかと思えば毎年安泰だったはずの植物が突然枯れてしまったり、

劇的な変化をもたらしています。

庭で何かが起きているのを感じる春となりました。

キッチンガーデンでは、水はけの悪さを見かねたご近所さんのご好意で、

土地に傾斜をつけてもらうことになりました。

するとある一角に池が出現…！

どうやら地下水脈があるようです。道理で水はけが悪いわけですね。

せっかくの池なので、ここをため池にしてビオトープにし、

少しずつ乾土効果のある畑にしていきたいと思います。

【収穫が楽しすぎる夏】

いろんな作物が順調に収穫できるようになって、お料理に勤しむ時間が劇的に増えました。

自然栽培云々のことはまったく知らない知人から

ケイタリングの食材として我が家の野菜を所望されるほどの評判。

春に水はけ対策を講じたのがよかったのかな。

半自給自足生活により近づいてきた気がします！

【冬の準備】

秋雨の多い2012年は、紅葉がとても美しかった。

植えっぱなしでもまったく平気な清澄シラヤマギクが咲く頃、

私の人生の中で新たな転換期となることが起きました。

これまでの生活スタイルがガラリと変わってしまうほどの大きな決断をしました。

【転換期】

晩秋にした大きな決断とは、自然栽培を普及する団体のスタッフになったこと。

これまで仕事に加え、複数足のわらじを履く決断をしたのでした。

長年、教育界に身を置いてきてみて、

ずっと子ども達のまわりに起きている事象に危機感を抱いてきた私にとって、

何かの解決策になるような気がして、

新しい切り口から入り挑戦してみようという気持ちになりました。

しかしその道は険しく、生き方やライフスタイルの見直しを迫られ、苦心していくことになります。