自然栽培の野菜を作って、調理して、食べてみて…の感想


自然栽培で野菜作りを始めて、数年が経ちました。まだまだ土壌が安定していませんし、試行錯誤の真っ最中なので、(おまけに話半分に聞きながら、のんびりやっている夫が畑のパートナーなので・汗)

 

「完全なる自然栽培野菜」と呼んでいいのかどうか、甚だ怪しいわが家の野菜ではありますが、とりあえず、調理し、食してみて、実感していることを記録として書き留めておきます。

 


まず、農薬はもちろん、肥料がないのにすこぶる生長がいい。これにはびっくりしています。

 

さらに味もいい。スーパーの野菜が無味無臭に感じるくらい、全然違います。自家製ゆえの、身贔屓でそう感じるのかな?と思っていたのですが、お裾分けする人たちからの感想が、一律同じようなのであながち、偏った主観ではなさそうです。皆さんの感想で共通しているのが、とにかく「味がしっかりしている」というもの。ほかには、「甘味がある」「なかなか腐らない」「傷みが遅い」など。

 

一方、気になっているのが「皮が分厚く、固い」こと。これは私の勝手な考えなのですが、自然栽培は野生的に育っている分、子孫(=種子)を守ろうとする力が強くなり、種皮が厚く固くなるのでないか?と。


ですので、皮を剥いて食すものはどれも甘くてやわらかくて美味しいのですが、皮ごと食べる野菜は、どれもゴワゴワと皮が口の中で残り、果肉が美味しい分、食べていてちょっとガッカリするのです。調理にひと工夫必要のように思います。栽培技術の向上で改善できるのかも知れません。

 

種子と子房の部分ではない、皮を剥く必要のない葉野菜は、あまり関係なく、こちらはとても美味しくいただけます。

 

さてさて、今後のわが家の自然栽培野菜はどうなっていくでしょうか?これからも楽しみながら観察していくつもりです。勉強し、発見し、達成し、また次の課題を見つける… このことがとても楽しい私です。