自家製の六条麦茶

六条麦を栽培しました。

 

わが家のキッチンガーデンは元田圃なので、途中に硬い粘土層があり、このため畑としては水捌けを悪くするだけで、水浸しになって困っていました。

 

そこで大麦の出番!

大麦は根を深く下ろす植物で、この硬い地盤奥まで根を張り巡らせます。植物の力で無理なくゆっくり、土壌を改良してもらおうという作戦を立ててみました。

 

その頼りになる六条麦を収穫して、ついに念願の自家製麦茶を作りました!

小麦色になったら刈り取ります
小麦色になったら刈り取ります
刈り取るのが早かったかも… このまま乾燥
刈り取るのが早かったかも… このまま乾燥

穂の部分だけに切り取りました
穂の部分だけに切り取りました
芒(のぎ)を1つずつハサミで切り取ります
芒(のぎ)を1つずつハサミで切り取ります

粒をはずします
粒をはずします
水洗いして埃を取り除きます
水洗いして埃を取り除きます

乾いたらフライパンで焙煎!パチパチ弾ける音が
乾いたらフライパンで焙煎!パチパチ弾ける音が
珈琲色になるまでじっくり焙煎
珈琲色になるまでじっくり焙煎

焙煎すると約1.5倍に膨らみます
焙煎すると約1.5倍に膨らみます
「なんじゃこりゃー!」というくらいの美味しさ!
「なんじゃこりゃー!」というくらいの美味しさ!

農薬はもちろん、肥料っ気も何も入っていない、自然栽培の六条麦茶の完成です!

市販品となんら変わりない、本当に「麦茶」になりました。いえ、むしろ市販品よりも、やさしくてスッキリとした味わい(身贔屓!?)焙煎も自分でするので、色や味も好きなように調整できるので楽しいです。

 

芒(のぎ)を1つずつはずす作業は本当に大変。一年分はありそうなので、夜な夜なテレビでも見ながら、地道に手しごとを続けたいと思います。