【一度限りのレンゲ畑】
家の前には夫の両親が守ってきた田んぼが広がっています。
ここを一度でいいから、レンゲ畑にしてみたいと思い続けていたのですが、
レンゲは田起こしをする際、やわらかい茎がトラクターに巻き付いて
耕しにくいとのことで、なかなか実現できずにいました。
ところが今春、義父亡き後、お隣近所の人たちの
ご協力のお陰で、ついに実現したのです。
土の香りと甘い花の匂い。誘われて集まる蜜蜂の羽音。鳥のさえずり。
子どもの頃に出逢ったあの時の光景が、よみがえったような気がしました。
この後、レンゲの刈り取りは、まず一度草刈り機でレンゲを浅く刈り取った後、
トラクターを入れて土を起こすという、なんとも手間のかかる作業となりました。
このたびのパパごん&バカぼんへのミッションは、テントウムシの捕獲。
レンゲにはすでにたくさんのアブラムシがいて、天敵のテントウムシがたくさん!
成虫から幼虫まで、そぉっと手で捕まえては、庭へ誘導しました。
その効果は果たして……!?
【花を生ける】
生け花(池坊)を始めて10年程になりますが、
今年になって新たな流派(嵯峨御流)のお稽古も受けることに。
先生は日頃から花を愛し、花と対峙し、花を人生のよすがにされて来られた方。
花との向き合い方を教えていただいています。
多忙な毎日ですが、ひとり静かに花と語らう花生けの時間は、
なくてはならない時間です。
【あるがままにしておく】
グラスを始めとする耐暑性の強い植物を植えるようにして、
あとは一日一度の水遣りだけで、庭を放っておくことを覚えました。
あまり無理をせず、植物にゆだねて、時折ポイントを押さえた手入れをするのみ。
一生懸命しても、そうしなくても、植物たちの生長には
あまり差が出ていないことに気づいたからです。
少しずつ自然の流れに身を任せられるようになってきた…のかな?
【庭巡り】
秋はオープンガーデンをするお庭が増え、あちこちへおじゃましました。
今年は特に、県北のお庭を訪問する機会が多く、山間の借景をうまく取り入れた、
大らかでスケールの大きな庭づくりを見せていただきました。
これからの私の庭づくりにも大いに影響を与えそうです。
【嵐の前の静けさ?】
今冬ものんびりと庭を休ませようとしていたところ…
来春開催される、県の緑化フェアなるものに協力することになり、
その一環で、春にバス1台分に乗った人たちが我が庭を訪問することが決定。
その他、モデルガーデン制作グループに参加したり、
のんびりしていられなくなりました(汗)
春までに庭も小奇麗にするため、
粗大ゴミの整理や雑木の大剪定など、To Do Listがズラリ。
ただでさえ忙しい上に、更に目の回る忙しさとなりました。とほほ~
(いやそれなりに楽しんではいるのです;;)
【Libra Garden第2章?~Kitchen Garden始まる~】
もう一つ、大変なことが始まろうとしています。
本格的に畑で野菜作りを始めることになりました。
稲作をやめた義母から、新たに広大な土地を譲り受け、
そこを畑にすることになったのです。
さて、大変です。
花は育ててきたけれど、野菜は全然わかりません。
どんな畑にしようか、イメージも育てていません。
山のように積み上げた園芸書籍も、野菜作りに関するものはほとんどなし。
図書館で借りたり、インターネットを駆使したり、いろいろとイメージ作りに奔走しています。
気になっているのは、玉村豊男さんや山本麗子さんのような感じ(?)
それでもまだ「コレだ!」と思えるような青写真はないままに、
節分が過ぎ、まずはトラクターを入れることから始まってしまいました。
一体、これからどうなることやら。