2008 Early Spring

【一度限りのレンゲ畑】
家の前には夫の両親が守ってきた田んぼが広がっています。
ここを一度でいいから、レンゲ畑にしてみたいと思い続けていたのですが、
レンゲは田起こしをする際、やわらかい茎がトラクターに巻き付いて

耕しにくいとのことで、なかなか実現できずにいました。
ところが今春、義父亡き後、お隣近所の人たちの

ご協力のお陰で、ついに実現したのです。
土の香りと甘い花の匂い。誘われて集まる蜜蜂の羽音。鳥のさえずり。
子どもの頃に出逢ったあの時の光景が、よみがえったような気がしました。
この後、レンゲの刈り取りは、まず一度草刈り機でレンゲを浅く刈り取った後、
トラクターを入れて土を起こすという、なんとも手間のかかる作業となりました。


このたびのパパごん&バカぼんへのミッションは、テントウムシの捕獲。
レンゲにはすでにたくさんのアブラムシがいて、天敵のテントウムシがたくさん!
成虫から幼虫まで、そぉっと手で捕まえては、庭へ誘導しました。
その効果は果たして……!?




2008 Spring



【花を生ける】
生け花(池坊)を始めて10年程になりますが、

今年になって新たな流派(嵯峨御流)のお稽古も受けることに。
先生は日頃から花を愛し、花と対峙し、花を人生のよすがにされて来られた方。
花との向き合い方を教えていただいています。
多忙な毎日ですが、ひとり静かに花と語らう花生けの時間は、

なくてはならない時間です。



2008 Summer


【あるがままにしておく】
グラスを始めとする耐暑性の強い植物を植えるようにして、
あとは一日一度の水遣りだけで、庭を放っておくことを覚えました。
あまり無理をせず、植物にゆだねて、時折ポイントを押さえた手入れをするのみ。
一生懸命しても、そうしなくても、植物たちの生長には

あまり差が出ていないことに気づいたからです。
少しずつ自然の流れに身を任せられるようになってきた…のかな?




2008 Autumn


【庭巡り】
秋はオープンガーデンをするお庭が増え、あちこちへおじゃましました。
今年は特に、県北のお庭を訪問する機会が多く、山間の借景をうまく取り入れた、
大らかでスケールの大きな庭づくりを見せていただきました。
これからの私の庭づくりにも大いに影響を与えそうです。




2008 Winter


【嵐の前の静けさ?】
今冬ものんびりと庭を休ませようとしていたところ…
来春開催される、県の緑化フェアなるものに協力することになり、

その一環で、春にバス1台分に乗った人たちが我が庭を訪問することが決定。
その他、モデルガーデン制作グループに参加したり、

のんびりしていられなくなりました(汗)
春までに庭も小奇麗にするため、

粗大ゴミの整理や雑木の大剪定など、To Do Listがズラリ。
ただでさえ忙しい上に、更に目の回る忙しさとなりました。とほほ~
(いやそれなりに楽しんではいるのです;;)


【Libra Garden第2章?~Kitchen Garden始まる~】
もう一つ、大変なことが始まろうとしています。
本格的に畑で野菜作りを始めることになりました。
稲作をやめた義母から、新たに広大な土地を譲り受け、

そこを畑にすることになったのです。

 

さて、大変です。

花は育ててきたけれど、野菜は全然わかりません。
どんな畑にしようか、イメージも育てていません。
山のように積み上げた園芸書籍も、野菜作りに関するものはほとんどなし。
図書館で借りたり、インターネットを駆使したり、いろいろとイメージ作りに奔走しています。
気になっているのは、玉村豊男さんや山本麗子さんのような感じ(?)
それでもまだ「コレだ!」と思えるような青写真はないままに、
節分が過ぎ、まずはトラクターを入れることから始まってしまいました。
一体、これからどうなることやら。